お客様からの「ありがとうエピソード」

ありがとうエピソード

常にありがとうの理念が実践され、多くのありがとうワードが集まり続けている場所。
それが、私たちが目指す日本一楽しいスーパーです。

その1
耳原店
「こうしたらうまくできるよ」「焦らんで良いから」

2013年2月、入社前の部門紹介研修で僕はかなり迷っていました。ただ単純に入りたい部門が沢山あったからではなく、またどこに入りたいか決まっていなかったからでもないです。迷っていた理由は「自分が入りたいレジ部門でほんとに男性がやっていけるのか」不安だったからです。人とコミュニケーションをとるのが好きな私はこの会社の内定を頂いた時に何となくレジに興味をもっている程度でしたが、会社の入社前研修に参加するたびに自分がやりたいことがレジだとどんどん思うようになっていきました。しかし、周りにも先輩方たちにもレジを選んだ男性社員の方はいらっしゃいません。

そんな中で、迎えた部門紹介研修。周りの内定者と「どの部門にするの?」等の会話を繰り返していても「まだ考えているところ」と答えながら研修に参加していました。しかし、時間が過ぎ去るのは早く希望部門を書いて提出する時間になりました。前日まではかなり揺れていた私ですが、意外とその時が来ると自分にはレジしかない、せっかくこの会社に入社させていただくのだから、この会社でしかできない事をやりたいと思ってレジを専願で書いて提出しました。そのときに驚いておられた川崎部長の顔は今でも忘れられないです。笑

しかし希望を出してもその通りになるとは限らないと知っていた私は、「ほんとに男性がレジ社員にさせてもらえるのだろうか」と思いながら、入社式までの期間を過ごしました。そして迎えた入社式当日。店舗と部門を呼び上げられたとき、何とも言えないとても不思議な気持ちになりました。レジ部門に入る事ができたのです。

そして配属された初日、レジに立つのですが、僕は大学時代も実家暮らしていてスーパーでまともにかご一杯分の買い物などしたことがありません。そのためにかごの中もぐちゃぐちゃ。トマトの上に重たいものを載せてしまったり、生魚の上にもいろんなものを載せてしまったりと、最初のうちはそういうことでお客様に怒られることがほんとに多かったです。しかも僕の配属された店舗はものすごく忙しい朝日町本店。慣れない手つきでレジを打っているとお客様を長い時間待たせる事になってしまいます。その度に打つのが早い人と交代させられたりとか、お客様からお叱りを受けたりと。その度にやっぱり向いていないのかなとか考えてしまうようになっていました。しかしたまにお客様に「お兄ちゃん男やのにようレジ打ってるなー!!がんばりや!!」等のお言葉をいただき、その度にこういう風に言って下さるお客様もいらっしゃるのだから頑張ろうと思えるようになりました。

そして入社して二ヶ月。レジを打つのにもようやく慣れてきたころ新しい試練に出会います。それは包装です。サービスカウンターでお客様の商品を包装するのですが、なんせ不器用なものでなかなかうまくできません。その度にお客様を待たせてしまい、一緒に働く先輩方にも多大な迷惑をかけてしまっていました。そんな中で小さい和菓子15個程度個別に包装してほしいというお客様がいらっしゃいました。包装というのは意外と大きいものよりも小さいものの方がしにくいもので、それを個別に15個となるとかなりの時間がかかってしまいます。しかし頼まれたのだからやるしかないと思い、取り掛かります。しかし、想像通りなかなかうまく進まず待たせてしまいます。自分の思い通りにいかなければいかないほどにテンパってしまいます。そんな僕をみてもお客様は一切怒らずに、むしろ優しい目で見守って下さっています。そして親切に「こうしたらうまくできるよ」「焦らんで良いから」と優しい声をかけてくださいます。自分でやりながら情けなくて泣きそうになってくるのですが、ぐっとこらえて最後までやりきります。そしてお渡しすると、「男の子やのによくやってくれたな。これからも頼むしよろしくな。」と言って笑顔で帰って行かれました。自分は不器用ですごくお客様を待たせてしまったのに、お客様は何一つ文句も言わずに、笑顔で帰って行かれました。この瞬間ほんとにレジを選んでよかったなと心から思えました。

それからは、いろんな店に応援にいかせていただいたり、業務に異動したり、様々なイベントによんでいただいたりと本当に多くの経験を積ませて頂きました。

そして嬉しいことに2014年4月にも男性のレジ社員の後輩ができました。自分がレジに入る事によって後が続いたのかと思うとほんとに嬉しいと思います。これから先にも前例のない事に挑戦していくことによって、今までにない楽しさと感動を創出していきたいと思います。

その2
新大阪三国店
いつどんな時でも、来て下さるお客様に感謝しながら働く。

天気の良し悪しで、お客様の数が格段に変化する。これはどこの店舗も、ましてや客販売なら避けられないし、当たり前のことなのかもしれませんが、入社二年目の私が働き始めてから驚いたことの一つです。雨というだけで、こうもご来店下さるお客が減ってしまうのかと、初めは本当に驚きました。

そんな中、入社して10ヶ月程たった、月一イベントが始まったばかりの頃の去年(2014年)の2月、バレンタインデーのイベントでのことです。内容はチョコレートのつかみ取り。「やるなら当日!」と準備万端で迎えた2月14日の天候は、なんと雪でした。「ホワイトバレンタインや!ロマンチックやねー」なんて従業員同士で話していたけれど、実際に店がオープンして見ると、平日に悪天候が重なりお客様の入りはどうしてもまばらになっていました。

そんな中、私は外でイベントの店番が担当でした。屋根のある駐輪場の一部を使っていた為、雪を被りながらにはなりませんでしたが、とにかく寒い!(笑)お買物を終えて、つかみ取りに来て下さるお客様のほとんどに「うわー、寒そうやなぁ!」と言われ、よく話す常連のお客様には、「なんや、姉ちゃんなんか悪いことしたんか?こんな雪の中、外に一人でジッとおるんなんか、最早罰ゲームやで!」とまで言われてしまいました。笑

正直にいって、途中くらいから、「今日はあんまり客数も多くないし、早く終わっても良いんじゃないかな」とか「寒いし、なんで一人なん」とか、「早く中に入りたいなー」とか、不満というか、愚痴いうか、自分勝手な考えが浮かんできていました。でも、とある一人の女性のお客様がいらっしゃって、そんな考えが180度変わったのです。そのお客様は最初、「これって女性もしていいのかしら?」と尋ねられたので、「もちろんです!」と言うと、とても嬉しそうにつかみ取りを始めてくださいました。

お客様の掴んだチョコレートを袋に入れ替えてお渡しすると、「これって今日だけなの?」と聞かれたので、「そうなんです、バレンタインデーの特別イベントなので」と答えました。すると、お客様が「あら、ほんと!朝から雪が降っていて、来ようか迷ったのだけど、思い切って頑張って来てよかったわ!」と言って下さったのです。本当にハッとなったことを今でもよく覚えています。確かに天気が悪いと客足は遠のいてしまうけれど、それでも今来店して下さっているお客様には、その足元の悪い中をやっとのことで来て下さっている方もいると、そんな当たり前の事を改めて実感させて頂いた、本当にありがたい一言でした。

そこからは気合の入れ直しです。自転車で帰られるお客様に「お気をつけて!」と声をかけたり、手が空いた時には屋根のない駐輪場に止めてある自転車を屋根の下に移動させたり、タオルを常備しておいて、お客様にサドルを拭いてもらうのに使って頂いたり。やろう!と思えばできることがたくさんあると気付きました。次第にお客様からかけて頂く声も、「寒いのに元気やねー!」に変わっていることに気付いた時は、やって良かったと嬉しかったです。中には、「風邪ひくなよ!」と温かい缶コーヒーを渡して下さる常連さんや、「頑張ってね!」と掴んだチョコレートの中からいくつかを下さるお客様もいて、イベントが終わる頃、軽くつかみ取りしたくらいの量のチョコレートでエプロンのポケットが膨らんでいることに、本当に心が温かくなりました。

いつどんな時でも、来て下さるお客様に感謝しながら働く。入社一年目に、そんな商売人としての大事な姿勢を学んだ、大切な一日でした。

その3
尼崎道意店
お客様から貰った宝物

僕は尼崎道意店で青果主任をしています。僕の仕事の優先順位はバックヤードで加工する事ではなく、売り場に立って活気をつけて、お客様と会話することです。もちろん、売り場が回らなければ加工もしますが、基本的にはなるべく売り場にいるようにしています。お客様から「兄ちゃんに会いに来たで」とか「この前の商品よかったで」などなどありがたい言葉を頂けるのは全て売り場です。 バックヤードでは店を活気づける事もお客様と会話することもできません。そういう想いで僕は仕事をしています。

ある日、いつも僕の顔を見ると寄ってきてくださる常連のお客様と会話していました。僕は3月末に子供が産まれるのですが、そのことをお客様に伝えようと世間話の流れで伝えました。「お母さん、僕3月子供が生まれるねん。」するとお客様が「そっかー。おめでとう。それやったら、私が兄ちゃんの為に赤ちゃん用の帽子とちゃんちゃんこを作ってあげるわ。」と言ってくれました。これまで、差し入れで手作りおはぎやサンドイッチなども頂いたことがありました。僕は「いつも色々貰っているのに、赤ちゃん用の服まで悪いわ。」というと、お客様は「気にしない。気にしない。兄ちゃんのファンやから、やってるだけのことやから。」と言ってくれました。僕はなんとも言えない嬉しい気持ちになりました。そして後日、来店された際に真っ白のきれいで立派な手作り帽子と、手作りちゃんちゃんこを頂きました。

家に帰って嫁さんに「こんなええもんお客様に貰ったで。大切に使おうな」と話をすると「すごいなー。これ全部手作り!?お客様にここまでしてもらえるスーパーの店員なんてきっとどこ探してもいてないで。」と言いながら、嬉しそうな顔で早速並べて携帯で写メを撮っていました。僕はお客様に「楽しさと感動の創出」をして頂きました。家に帰った後でも思わず話題にしてしまうという体験をお客様が創出してくれました。

この体験こそが、僕がお客様から貰った宝物です。家に帰った後でも思わず話題になるような「商品」「接客」「活気」「売腰」を創出できるように日々精進していきたいと思います。また、お客様に「ありがとう」の一言ではすまないような体験をさせて頂き幸せです。赤ちゃんが産まれたら、今度は赤ちゃんが着ている姿を写メで撮ってお客様に見せたいです。これからも売り場に立ち活気づけ、お客様と会話するという僕の軸をぶらさずに頑張っていきます。

その4
山手台店
感謝

satake_recruit_thankyou_02あれは忘れもしない日でした。

僕が正式に正社員になってから一か月ぐらいの時でした。当時山手台店の青果で勤務をしていました。3月11日14時40分過ぎとても大きな地震が発生し、店はとんでもなく揺れ、棚からは調味料が床に落ち、割れて、僕たちはお客様、従業員、パートさんたちを安全な外に誘導して、落ち着くまで待ちました…何回も揺れ、情報は何もありません。しばらくすると震源地は東北だということが分かりました。岩手の実家に電話してもつながらなかったけれど、まさか自分の田舎は平気だろう、自分が住んでいた時も津波が来るといって全然平気だったから…そう思っていました。そうしたら、ニュースで自分の実家付近が映りました。「ヤバイ」。神様にお願いした。助けて…!

しかし、実家とはその後も連絡が取れず…会社に相談しました。そうしたら「今は落ち着け、交通機関がもう少し整ったら休みをあげるから」。それから行って来なさいといわれ、3月25日から約一週間、会社から、部長から、いろいろな方々から支援物資をいただき、送り出してもらいました。ガソリンもタンクに確保し、車で実家のある岩手県下閉伊郡山田町を目指しました。途中道路は亀裂が走り、段差もあり、スピードは出せず、とても時間がかかりました。母と弟は避難所にいるという情報があった為、母と弟の顔を見たときは安心し、ほっとしました。その足で親戚、友人、知り合いに物資を渡しに向かいました。父が津波に流されてしまい、流されたであろう場所付近を探しましたが見つからず…それから遺体安置所を何日も何か所も探しましたが、結局父は見つかりませんでした。支援物資を親、親戚、友人に渡したら、母はものすごく感謝していると話していました。

自分は入社して間もないのに支援物資を持たせて送り出してくれた、会社の皆様に心より感謝しています。その時初めて「ありがとう」という感謝の気持ちを教えてもらいました。この時の気持ちを忘れずにやっていこうと思いました。